酒米の種類と秋田酒こまちの特徴

寒冷地に適した酒米「秋田酒こまち」

秋田酒こまちの開発が始まったのは1988年。大吟醸や吟醸酒に適した酒米が地元になかったため、秋田の酒蔵は他県産の酒米に頼るしかなかった。秋田の蔵元は、オリジナルの酒米で上質な酒を造りたいと願っていました。その期待に応えようと、秋田県酒造組合と秋田県農業試験場が産学官連携で研究を開始。それから15年後の2003年、ついに秋田酒こまちが誕生しました。

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秋田酒こまちは県内一の吟醸酒用酒米として急速に普及。独自の産地ながら、現在では全国第5位の酒米生産量(農林水産省調べ)を誇っています。

秋田酒こまちは、秋田の冷涼な気候に適しています。その茎はかなり耐風性があり、寒さによる被害を避けるのに十分早く成熟します。米粒は大きく、芯白(でんぷん質の芯)が多く、タンパク質が少ない。秋田酒こまちの粒は弾力があり、蒸しても表面が乾かないので、麹造りがしやすいです。また、酒母やもろみの糖度が高くなるため、このお米で醸造したお酒は甘口寄りになります。多くの場合、スパイシーな品質もあり、テイスティング記述子のフルーツバスケット全体と並んでいます.

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秋田酒こまちのおすすめ日本酒

地元の素材を活かした酒造りに情熱を注ぐ秋田の酒蔵の一つが秋田銘醸です。秋田銘醸のブランド「尾州らんまん」は、1922年に秋田県の酒造組合が秋田酒を他県で販売するプロジェクトに投資したことから誕生しました。創業以来、「品質第一」をモットーに、秋田式低温ゆっくり醗酵法により、美酒造りを追求し続けてきました。良質なお米と豊かな水で造る、それが秋田の酒です。

秋田酒こまちならではの味わいを味わうなら、はならんまん小町大吟醸がおすすめ。秋田麹(酵母)による低温発酵を5週間以上行った後、12ヶ月熟成させた、なめらかで芳醇な花の香りが美しい大吟醸です。上品な甘みと味わいの余韻がまるごと味わえる上質なお酒です。

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