あそ美人 純米焼酎 熊本初の酒蔵から
ずいようは1867年、細川政権下で米の集荷・貯蔵の町として栄えた川尻で創業。ずいようは、当時熊本で唯一製造されていた赤酒から、最初に酒造りに転換した蔵元です。
赤酒は、弱アルカリ性にして腐敗を防ぐために灰を加えたアルコールのスタイルである、アクモチザケの一種です。何百年もの間、熊本では赤酒だけが許可された唯一のアルコールであり、酒はここで生産することも外部から持ち込むこともできませんでした.明治維新や薩摩の乱など、19世紀後半の日本社会の大きな変化により、赤酒以外の酒類が合法化されると、熊本の酒蔵は日本酒の実験を始めました。
「熊本を代表する熊本初酒をつくろう」。この考えに従い、吉村太八は慶応3年(1867年)にいち早く酒造りを始めた一人です。それから約20年後の明治22年(1889)元旦の朝、田八が酒蔵の扉を開けて新年の光を蔵に入れようとしたとき、突然何かが飛び出してきた。よく見ると、スズメに続いて飛来したのはタカだった。鷹は勇ましく羽ばたき、倉庫の中を飛び回った。 「正月にタカが……縁起がいい!」と、太八は大きな希望を感じた。こうして「瑞葉」の名が生まれ、名実ともに名高い酒銘酒となりました。
あそ美人焼酎
熊本酵母(通称協会九号)を生み出した熊本県立酒造技術研究所は、酒蔵を拡張し、仕込みにこだわらず造った酒を引き継ぐという決意のもと、瑞陽の酒蔵の一員として誕生しました。ずいようは、この熊本酵母をメイン酵母として使い続け、2016年熊本地震からの復興後も真摯に酒造りを研究し続け、守るべき伝統を守り、変革を必要とするところに革新を起こし、熊本の風土に合った地酒、「華やかでふくよかでバランスのとれたお酒」を醸す。
しかし、彼らが知られているアルコール飲料は日本酒だけではありません。瑞葉も素晴らしい焼酎を造っています。そして、純米酒の焼酎であるあそ美人焼酎は、両方の長所を味わうことができます。醸造に使用する水は、九州の山岳地帯や阿蘇のカルデラ台地から湧き出る豊富な伏流水。阿蘇美人を思わせるすっきりとした柔らかな味わいで、あそ美人(熊本阿蘇の美の意)の名の通り、ふんわりとした淡白な味わいの米焼酎です。お湯割りやロック、梅酒などでお楽しみください。
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